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心の殺害

2018年05月28日

個人が特定されないように実際の内容から変更している場合があります。

【性被害】
デリケートな問題だったが、10年以上経ったので掲載する

依頼人は御両親でした
性被害に遭ったのは娘さん
心的外傷などによる心因性の原因から
声を発することができない《失声症》になってしまった

加害者からの逆恨みを恐れて両親に言えずにいたが
断片的ではあるが、徐々にコトが明らかになってきた
加害者は、一つ上の先輩で被害を受けた場所は
古民家風な空き家だった。という
しかし、具体的に、何を、どのように、どこまで
されたのかは、聞き出すことができずにいた

ほとんどの性被害は普段の生活の場所で
知り合い、または信頼をしていた人から受けてしまうから
《強い裏切り》によって症状は複雑化してしまう
身近な人だけに、助けを求める、相談をすることができない
被害のほうが多いと聞きます

私の調査は、古民家風な空き家を特定することだった
指紋とか決定的な証拠が残っているかもしれない。と
依頼をしてきたのだが
残念ながら、古民家は取り壊されていました(-_-;)

今や非親告罪になりましたが
当時は強制わいせつ罪や強姦罪は親告罪だった
警察に行くことだけでも相当な勇気がいるのに
いざ、警察に言って相談すると
「事件にする??」と聞かれ
告訴を断念する被害者も多いと聞きます
娘さんも、警察に行きたくない
公にしたくない、恥ずかしい
「このコトは、絶対に誰にも言うなよ」と
加害者に言われているし・・という状況だった
自分が悪かったと思い込み
事件を自分で背負い込み
その上、復讐にまで怯えていたのです(´;ω;`)

加害者側の「合意があったハズ」との弁解等で
告訴しても刑が執行猶予判決どまり
本来、刑事責任も民事責任も負うのが当たり前なのに
親告罪であったため被害者は
刑事か民事かという二者択一を迫られた

夕暮れ時、空き家に呼び出された
きっと、空き家の中は真っ暗だっただろう
急にガバッと抱きつかれたりしたら
驚きと恐怖で固まってしまい
声も出なかっただろう
逃げたり抵抗もできずに
ひたすら、恐怖だったと思う
こんなことが、取調べとなると
「なぜ、大声を出さなかったの?」
「なぜ、抵抗しなかったの?」
などと聞かれ、反論できず
それをいいことに「無抵抗だったから合意でしょ」と
言い張る加害者もたくさんいるらしく、ニグッ辛い

娘さんはPTSDの発症で学校を退学しました
米国の研究では、PTSDの発症率は
自然災害を体験した女性では5%程度ですが
強姦被害に遭った場合は46%にも上るそうです
あれから10年、いい歳ごろである
ちゃんと、就職できたかな、恋愛できたかな、結婚できたかな
そんなことを思うと、被害は極めて重大である

性被害によるトラウマが及ぼす深い心の傷
脳も身体も変質させてしまう性犯罪は
【心の殺害】ともいうべきでしようか

暴行・脅迫の程度が弱い罪を新設することも必要である
 

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記事提供 (株)MIRAI(ユ・アイ・リサーチ/シークレット・アシスト)
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記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされて21年以上の探偵事務所です。
個人情報保護の為、記事の内容は実際の出来事に脚色している場合がありますが、
実際に依頼のあった事件を元に記載されています。

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