サンマは安いか。10月3日のデーリー東北新聞3面の記事には「店頭価格はここ数年と比べて3割ほど安くなっているという」。 ここ数年で150円を超えるようなものはなかったような気がする。今年は大漁だ大漁だというのに、店頭にもまずサンマもイカも見られない。「あっ、あった」といっても200円前後でしかもサイズは例年と変わりがない。しかし大型のサンマを見かけたら1匹250円とか430円というのもあった。見かける限り、お客は購入せず見て終わるだけだ。お客の手に届かないサンマなのだ。 大漁だというのに、サンマの店頭販売はまずみられない。どこに消えたのか。大漁だからと安売りはしない商売が始まっているようだ八戸は魚の街、イカの街というが、そんなイメージは完全に消えたのでないか。大漁の時はそれをストックし、高く売れるときに売る算段が強く働いているはずだ。朝市だって、普通のものが5匹で1000円だ。3割も安くではなく、3割も高く売っているように思える。 新聞は嘘を書いてはいけない。この新聞記事は事実と反しているように思える。どんな取材をされたのか。何か意図でもあるのだろうか。この記事にはがっかりだ。 |