明治時代に妻が夫以外の男性と性的関係を持つと
刑事罰となる「姦通罪」というのがありました

夫側は妻以外の女性と性関係を持っても罰則は無い
しかし相手の女性が人妻だった場合は
姦通に加担したということで罰せられました

妻の不倫は裏切り
夫の不倫は特権??
かなり不平等だったのです

戦後、1947年昭和22年に「姦通罪」が廃止されて
不倫は刑事罰ではなくなり
民事問題として扱われるようになりました
現在は不倫をしたら
裁判上の離婚請求をすることができる
不貞相手を含めて慰謝料の請求ができる
民事上の法的制裁は残っています

私が探偵を始めた28年前は
妻の浮気調査を依頼したいと
夫側が私の事務所に来ることはありませんでしたが
現在は夫と妻、半々の割合になりました
夫の不倫よりも妻の不倫に対して
厳しい傾向にありますがかなり平等になった

時間があるほうが家事育児をやればいい
給料が高いほうが仕事をしてればいい
という時代ではなくなったのです

夫婦間の性的欲望が低下する理由として
家事労働の分担に関する不満があるという話もあるから
家事労働の分担を安定させることが
夫婦円満の秘訣なのかもしれません

家事労働の分担によるケンカが発端で
離婚をしたという夫婦を数組知っています

少し恥ずかしいかもしれませんが
心に秘めていることを箇条書きで紙に書き出し
(スマホの利用ではなく)
パートナーに読んでもらうのもいいかもしれません
問題点、やるべきことが明確になり
良好な夫婦関係が続くかもしれません