文字サイズ

八戸Webマガジン

オラシティ八戸

Yahoo   Google   goo   livedoor

八代産業

最新記事

HOME > 週刊 八戸の探偵日誌 > もみじの情事

もみじの情事

2020年08月03日

記事提供 (株)MIRAI(■ユ・アイ・リサーチ■シークレット・アシスト■こころん)
http://www.kabu-mirai.com/

記事提供のMIRAIは八戸市で調査業をされている探偵事務所です。
記事の内容は実際の出来事に脚色しております。

実際の内容から変更しております。

数年前、三社大祭の前夜祭の人混みの中で電話が鳴った
●●病院の公衆電話からだった
けっこうな財を蓄えたのかな~と思われるような
ずっしりとした、話しっぷりの70歳代の男性からの相談でした
やさしそうな口調で話してくれるのだが
なまりがきつくて、聞き取れないのが難でした(-_-;)
数年前に前妻に先立たれたがその後再婚し、
新婚ホヤホヤでした
妻はひと回り年下の、6●歳でバツイチで
出会いは、親戚の紹介だったと話してくれた

調査は妻の行動調査だった
籍を入れてすぐに持病が悪化して、入院して数ヶ月が経っていて
退院予定のお盆前までには、調査を終えたいとのことだった
妻の不審点は、とにかくよく出かけること
電話に出ない時がたびたびあるということだった
20年前の60代と比べたら、今の60代は本当に元気だ
60代をシニアと言ったら失礼だ
シニア世代の浮気の可能性はいくらでもある時代に突入している

依頼前の聞き取りで、実家、親戚の家、娘の家
兄妹の家、おばさんの家、スーパー、温泉等々
妻の行先をほとんど把握して調査を開始したところ
30分から90分もの間、滞在している住宅が2件あることを確認した
妻が住宅に出向くとAТМに行ったり
買い出しをして、また住宅に戻ってくる

どちらの住宅にも高齢男性が住んでいることが判明したが
依頼人はその住宅には心当たりが無いという
妻は籍を入れる前までは、ヘルパーの仕事をしていて
前妻のヘルパーもしていた時期があったと話してくれた
依頼時に、なぜ嘘をついたのか・・
私はその頃から、二人はデキていたんだろうと察した(-_-;)

依頼人に『妻はそこで何をしてるんだろうね・・』と聞かれ
私は『介護的なサービスだと思いますが』と、嘘をついた
結局《妻はどんなサービスをしているのか》という
ミッションを追加され調査を再開した

夫婦共有の車両だったので
先ずはキーを借りて、長時間録音機を仕掛けた
カーナビで行き先をセットした場所と日時の履歴を全てチェックすると
もう1軒、出向いている住宅があることも判明した
録音機を回収してパソコンを開くと『今日もイケるの?凄いわね』の他
赤裸々な会話がたくさん収録されていた
『Bセットに本番だと●万円ね・・』という収録で
報酬をもらっていたことも判った
会話の内容をまとめると、Aは30分、Bは60分、Cは90分のコト
セットとはアレを出すか出さないか、本番はインサートのコトだった
もみじ越えの3人は、妻が勤務していた施設を利用していることも判った
妻は施設を辞める前に個人的に連絡先を教えていたのでしょう(-_-;)

介護系は他の職業に比べて肉体的にも精神的にも
誤解を招きやすい状況が揃ってしまう職業です
もみじマーク越え3人との関係性は、あくまでも当人同士の問題であり
人に迷惑をかけない範囲で楽しめば自由なことだろうが
籍を入れるなら、きっぱりと清算をしてからにしてほしかった
妻にとっては一種の娯楽であり人生の媚薬なんだろうが
依頼人にとっては、ただの毒薬、非常に辛く切ない報告になりました

今年は、コロナの影響で三社大祭は中止になり
祭囃子が聞こえてこないと、お盆が来る気配も感じません(-_-;)
コロナ収束のための、いい薬の完成を祈ります

八戸なんでも掲示板

掲示板入口

下田 上映中映画

時刻表